アラフォーからのアクティブエイジング栄養学1

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アラフォーからのアクティブエイジング栄養学1

アクティブエイジングするための3本柱

抗酸化、抗糖化、抗炎症

この3つをちゃんとケアすることで、

より美しくいつまでも

元気でいられると言われています。

 

抗酸化、抗糖化、抗炎症を考える前に

まずは5大栄養素のことがわかっていないと

これらのことは解説できません。

 

その中でも

特にこの3大栄養

タンパク質、脂質、糖質

なぜ、3大栄養素と言われているのか?

ビタミンやミネラルに比べて、

タンパク質、脂質、糖質は取る量が圧倒的に多いんです。

糖質は過剰に摂っている人が多く、

タンパク質は逆に不足している人が多い。

脂質に関しては種類を間違えて取っている人が多いんです。

ビタミンとミネラルに関しては不足。

ビタミンとミネラルが

ちゃんとバランスよくとれていないと

これらの3大栄養素がちゃんと働かない。

 

今回は抗糖化について

糖質コントロールが必須の現代社会です。

抗糖化のために糖質コントロールするという事はとても大切です。

勿論ダイエットも心の安定感も

これが出来るかできないかにかかってきます。

スイーツ、ご飯、パン、パスタ、麺類、お酒、

それぞれ種類は違っても糖質を多く含む食材です!

糖質はエネルギー源としてとても大切なんですが、

摂りやすいため過剰にとっている人がとても多いです。

甘い物が好きでなくてもご飯が大好きな人多いと思います。

 

ご飯一杯は角砂糖14個分と言われています。

マクドナルド

ポテトL 角砂糖12個

ハンバーガー 角砂糖 8個分

私達は気が付かないうちに、

砂糖を取らないようにしていたとしても

糖質を沢山とっている可能性があります。

糖質というのは

ご飯やパンなどの穀物類やイモ類、

果物やお菓子などにも含まれています。

糖質はエネルギー源としてもとても大切

脂質もタンパク質もエネルギーになることができますが

糖質は素早くエネルギーになることができる。

それもクリーンなエネルギーとして使うことができ

とっても大切です。

1日の日本人の総エネルギーの

50%-60%を糖質からとっている。

ご飯でいうと1日3杯から4杯。

炭水化物とは=糖質+食物繊維がくっついたもの。

砂糖は炭水化物ではない、

でもご飯、パン、とうもろこしは炭水化物。

糖質に関して

まずは

炭水化物から取るようにしましょう!

 次に

血糖値とは?

血液中のブドウ糖の濃度のことをいいます。

血糖値が通常70から100ぐらいの間にはいっていて、

低ければ良いわけではないんです、高い場合は糖尿病に。

低い場合は夜間の低血糖になる可能性があります。

 

血糖値はエネルギー源になるので

ちゃんとコントロールされています。

血糖値を一定に保つためのホルモン

下げるホルモンをインシュリン

上げるホルモンは

アドレナリン、グルカゴン、

ノルアドレナリン、コルチゾール

人間の身体は何かあった時の補助というものがあるんですが、

この血糖値を保つホルモンに関しては

下げるホルモンが一つしかない。

上げるホルモンは沢山用意されています。

 

なぜかというと

私達人類は飢餓の歴史だったのです。

  飢餓、空腹、粗食があたりまえ

 というのがずっと続いていました。

ですから血糖値を下げる必要がなかったんです。

だから下げるホルモンは一つのインシュリンだけでよかった。

 

左から3番目の原始人の頃はおそらく洞窟で暮らしていて、

食べ物が捕れる時があったりなかったり、

お腹ぺこぺこになっていて、寝ている時に狼に襲われたとしても

どんなにお腹がすいていても血糖値を上げて

逃げるか戦うかをしなくてはいけなかった。

血糖値が下がっている時にどんな手段を使っても

血糖値を上げる必要があった。

だからこれだけの血糖値を上げるホルモンが用意されています。

我々はお腹を空かせていた時が長かったので

血糖値を下げる必要がなかったんです。

でも現代はお腹を空かせるってことあまりありませよね?!

ここ40年ぐらい血糖値を下げるインシュリンの方が

より必要になってしまった。

 現代人の大きなジレンマなんです。

 

 

 

急にあがった血糖値はインシュリンの過剰分泌で

糖化に関係してきます。

おこげを起こしたり、血管壁をボロボロにしてしまう。

インシュリンは膵臓から出て血糖値を下げてくれます。

急激に血糖値が上がるとそれを下げようと

膵臓から沢山のインシュリンが出て

血糖値は急激に下げようとします。

低血糖はこれはこれで生命の危機、脳が緊急の状態と思い、

アドレナリンというホルモンが出て、

攻撃性、怒り、イライラが出てしまいます。

そして

異常な空腹感から手っ取り早くエネルギーになる

甘い物が食べたくなってしまう。

血糖値を急に上げたり下げたりしないということが

とても大切です。

そこで

何を食べるかが

とても重要になってきます。

 

どんな食事をしたらいいか? 

*↑上の表の青い線が理想です。

朝起きて具沢山のお味噌汁、雑穀米、サーモン、

小松菜のおひたしを食べていたら血糖値は急にあがりません。

(忙しい朝には難しい食事ですが。。。)

急に上がらないとインシュリンもちょっとしかでません。

インシュリンがちょっとしかでないと、

ちょっとしか下がりません。

徐々に上がって徐々に下がるというのが理想です

 

お昼も同じような食事のとりかたが理想です。

インシュリンの無駄使いにもならないし、糖化もしません。

 

インシュリンは 

別名:

肥満ホルモンと言われています。

 インシュリンの過剰分泌 

⇒ 膵臓に過負担!! 糖尿病、高血圧、メタボ 

インシュリンが出れば出る程太りやすくなります。

ですから 

血糖値を急にあげないということが

ダイエットにも関係してきます。

あと現代人はちょっとしたことで切れたりしますよね、

それは血糖値の乱高下に関係しているとも言われています。

血糖値を安定させるということは本当にとても大切です!!

 

 食事は野菜とタンパク質から!!

ベジファースト!!タンパク質ファースト!!

なぜかというと、

 私たち人間は、素晴らしい消化・吸収の

システムが備わっています。

口で咀嚼した食べ物は、胃で消化液と混ぜられ

分解されて腸に送られ吸収されます。

この消化・吸収のスピードは、

コーラや缶コーヒーなど液体の糖質が一番早く、

続いて炭水化物、肉や魚などのタンパク質、

食物繊維が豊富な野菜類と続きます。

 であるならば、

消化に時間のかかる野菜やタンパク質を先に食べ、

最後に糖質を食べることによって

血糖値の上昇が緩やかに抑えられます。

 

 

 説明のつかない過食の理由には

血糖値の乱高下、低血糖にあります。

糖質過剰で太るのも嫌ですが、

太らない方でも問題なのは糖化です!!

糖質制限ではなく糖質をコントロール!!

血糖値を急上昇させない食事を!

糖質の量を1回の食事に50g 以下に。

ダイエットには夜だけ糖質制限

完全に糖質カットはしないように!

 

 焦げない身体作りで

体内年齢をよみがえらせましょう!!

 

 

 

 

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  • NewcombeMegumi
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